悲しき運命を乗り越えて ネタバレ注意

ネタバレありなので、見てない人は先に作品を読んでから見てほしい。

 

クロノ・トリガー(特典なし)

クロノ・トリガー(特典なし)

 

 

アルティメット ヒッツ クロノ・クロス

アルティメット ヒッツ クロノ・クロス

 

 

私はクロノ・トリガークロノ・クロスが好きなゲーマーである。全く同じではないが、このゲームと似た作品がこちらである。

このゲーム好きな人には楽しめるのではないかと思う。

 

 

 

 

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

 

 

タイムトラベルやパラレルワールドなど、SFの物語になるこの二作。

バタフライ・エフェクト〔映画〕』がタイムトラベルな感じ、『ボトルネック〔小説〕』がパラレルものな感じの作品である。

 

二作とも結末迎えると、悲しく切ないストーリーに感じる。主人公の存在が周りに悪い結果を導いてしまう。

バタフライエフェクトは好意を抱いてるヒロインを救うために過去に戻るも、どのような方法を使っても全員が救われることがない。主人公は救われても、ヒロインが不幸になったり、ヒロインが救われても主人公が不幸になったり、誰かが必ず不幸な境遇に陥る。結局、主人公とヒロインとの出会いがなければ全員が救われると悟り、ヒロインを救うため自己犠牲の選択を行う。

 

ボトルネックも主人公がいないパラレル世界の方が何もかもうまくいっており、自分がいることで不幸になってしまっていることを知る。

 

運命のいたずらを感じる、悲しい二作である。悲劇だからこそ、輝く名作だと感じた。

 

ただ彼ら主人公と自分と重ねると悲しくなる。

自分がいなければ世界が良くなるというのは、自らの存在を否定されていることに他ならない。

私たちが生きるこの世界に無駄な生命なんて存在しない。

この物語外で彼ら主人公が輝くことを願っている。